2009年12月11日金曜日

クラウド・コンピューティング(1)

最近CMやインターネットで、クラウド・コンピューティングという言葉を良く耳にします。
今日はこのクラウド・コンピューティングについて調べてみました。






クラウド・コンピューティングは、ソフト/ハード/ネットワーク等の各種インフラを、ユーザが望むときに、望む水準で、インターネットを基盤にして提供する手法を意味します。

つまり、今までのユーザは、コンピュータを利用する際に専門知識が必要だったのに対し、これからはあまり知識が無いユーザでも、インターネットを経由して簡単にコンピュータを使ったり買い物をしたりすることが出来ることを意味します。

この技術こそコンピュータ技術の結晶といえます。この技術の長所は、ユーザのデータを信頼性が高いサーバに保管することにより、安全に運用することが出来る点です。また、ソフトウェアを購入しなくても、インターネットさえ繋がれば、個人のコンピュータにサービスとして提供されるし、また、個人用のHDDなどの制約が無くなることも大きなメリットです。

上記のように長所もありますが、全てのものには長所と短所があるはずです。今回は、短所についても調べてみました。

まず、ユーザのデータが集まっているサーバが故障したり、ハッカーから攻撃を受けたりすると、サーバに保存されているデータのロストや外部への流出が起きてしまいます。
また、クラウド・コンピューティングのサービスを提供しているサーバに、ユーザが望むソフトウェアをインストールする際、サーバの仕様によっては、利用が出来ない機能もあります。

最大の短所はインターネットが出来ないと、何もできなくなってしまう点です。
サーバにすべてのデータをアップロードした場合、回線やインフラに障害が生じると、インターネットが出来ないために、会社の業務はおろか、個人の生活も何も出来なくなってしまう危険性があるのです。

クラウドコンピューティングについての簡単なご説明でしたが、ご理解頂けたでしょうか?
次回は、クラウドサービスに取り組んでいる会社(MS、Google等)について調べてみたいと思います。

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