2009年12月8日火曜日

注目企業の自作サーバ

こんにちはGiaikoです。
先日CNET JAPANにプロバイダによる自作サーバイベントの記事が紹介されていました。

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20404326,00.htm

職種がらプロバイダがどんなサーバを使ってサービスを運用されているのか大変興味がありますが、 最近は益々イニシャルコスト>クオリティの動向が顕著になっているようです。

とは言っても多くの企業は固定資産の関係上「5年保守」の条件は必須で、手厚い保証の観点から、お客様が大手ベンダー製サーバを選択されるのは自然の摂理だと考えます。

しかし今回公表されたような、PCパーツを自社で組み上げるサーバなら数万のコストで済みますし、 単価が低いので消耗品としての経理処理が可能です。

また、最近はサーバに対する価値観が以前とは異なってきており、仮想化で並列に構築するため、フロント用のサーバは、部品(HDDや電源)の冗長化がさほど重視されなくなってきたようです。

例えサーバが1台ダウンしてもサービスに大きく影響しないため、運用保守に関わる人的コストが下がるメリットも大きいのではないでしょうか。

「シンプル」で「低価格」、そして「自己責任」で「独自運用」まさにグーグル式ですね。